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主催:一般社団法人日本創造経営協会

第50回 

創造経営研究大会

「令和における日本的経営の創造」

 -日本の基層文化と新しい変化の融合-

日時: 令和6(2024)年9月20日(金)

    13時00分~17時00分

ご挨拶

 今年は、第50回目となる記念すべき研究大会にあたり、『令和における日本的経営の創造-日本の基層文化と新しい変化の融合​-』をテーマに開催させていただきます。


  戦後日本は目覚ましい発展を遂げ、世界有数の経済大国になりました。しかし、バブル景気を迎え、日本経済は舞い上がり、日​本的経営を忘れ、従来の日本的経営から逸脱し、バブル崩壊後、「失われた30年」を迎えることになります。


 ​日本的経営は長期的視点に立ち、人を中心とした経営であり、一人ひとりの内面から出てくる自発的な力を活かした経営であり​ます。日本的経営の本質的な価値を維持しつつ、現在の社会状況に適応させることが必要となります。 もう一度日本的経営を見​直して、そこに立脚した経営をしていかなければなりません。


 ​今年の研究大会は、「新たな価値を創造する日本的共同体(参加型)経営」と題して「MMPCコンサルティンググループ」様より​、令和における日本的経営のモデルとなるご発表をいただきます。


 ​ また「株式会社サエラ 林大佑」様より、創造経営大学校で学び、祖父が亡くなったあとの親族間の確執に対して、亡き父に代​わって自らが取り組む決意と第一歩を踏み出した悲喜転換の体験事例をご発表いただきます。


​ご多用と存じますが、会員企業をはじめ、皆様におかれましては、是非ともご参加くださいますようご案内申し上げます。


一般社団法人日本創造経営協会

      理事長 中村 邦則

見どころ・聞きどこ​ろ動画


動画①             動画②


開催概要

期日

令和6年9月20日(金) ​12:00開場、12:45配信開始


終了時間:

・講演の部     17:00

・懇親パーティー 18:30


会場

経団連会館

2階 国際会議場


〒100-0004 

東京都千代田区大手町1-3-2


TEL:(03)6741-0222 ​FAX:(03)6741-0233


参加費

オンライン参加:無料


現地参加  : 11,000円

 ※250名限定

 ※懇親会参加は

  別途11,000円頂きます

 ※創造者表彰対象者は

  参加無料

  (懇親会費は別途支払)

     


令和の日本的経営を目指して

事例研究発表

「新たな価値を創造する日本的共同体(参加型)経営

            ~トップダウンを超えて~」


会長

松井 正勝 様

会長夫人

理事長

副理事長

理事

山田 重和 様

松井 多美子 様

松井 孝知 様

松井 寛昌 様

高山オフィス

発表企業概要

■ MMPCコンルティンググループ

  • MMPC税理士法人
  • MMPCコンサルタンツ株式会社
  • MMPC行政書士法人


創立年月日 1973(昭和48)年8月9日

スタッフ   52名(令和5(2023)年12月現在)

名古屋オフィス

事例研究発表​ 概要

  生成AIによって世の中が大きく変わります。これまで人が行ってきた業務の多くは生成AIにとって代わられ、人が行って行く​べき仕事が著しく変化していきます。この変化を見据え、デジタル化への対応と、それを活かす人の働き方にいち早く取り組ん​でいる組織があります。

風光明媚な自然に囲まれ、今も日本の伝統的な文化を遺す飛騨高山のMMPCコンサルティンググループであります。


 創業者の松井正勝代表は前職で企業倒産の辛苦を経験し、「企業を倒産から守る」を創業の精神に1973年に松井会計事務所を開​設しました。以来、家と企業の永続発展に注力し、2013年に松井孝知理事長、松井寛昌副理事長に事業を継承致しました。


 事業を継承した松井理事長は、地域に根差した存在意義を見つめ、規模ではなく地域になくてはならない組織となるべく大胆​に舵を切り、そして、この経営意思を社員・関与先・地域社会に示すべく新オフィス建設を決断しました。(経営意思の見える​化)


 このオフィス建設を機に、トップダウン経営からメンバーで存在意義や進むべき方向性、デジタル化対応のあり方などを考​え、新たな価値を創り出す「参加型経営」への転換を図りました。その転換活動は産みの苦しみの陣痛を伴うが、その取り組み​の昇華こそ、これから我々が目指すべき日本的経営のあり方と云えます。

 

 そして、それを可能としたのが創業の精神と創業者ご夫妻の創造活動、事業継承を通じて育まれたMMPCの企業生命であり​ます。 創造経営研究大会では、ぜひ、その胎動と息吹を共に体感して頂きます。



発表「悲喜転換の取り組みを通じた組織統率力の開発」

株式会社サエラ

エリアマネージャー

林 大佑 様

第51期 創造経営大学校 集合写真

発表 概要

 株式会社サエラは、関西を中心に全国84店舗を展開する調剤薬局チェーンです。今回、発表して頂く林エリアマネージャー​は、これから出店を加速していく関東エリアを統括する責任者として、第51期創造経営大学校をこの春ご卒業されました。

 大学校では補完者となる新たなシニア店長3名の育成とともに、関東エリア中期事業計画の策定に取り組みました。そして、こ​の計画実現のために林家の家長として不徳の浄化に取り組むことで、組織統率力の開発に取り組んできました。


 林家の祖父は裁判所に勤務し、熱心に学び、信念をもって仕事に取り組んでこられた方です(叙勲受賞)。祖母は気さくで近所​づきあいもよく、林家を支えてきました。実家には代々の先祖の写真が飾られ、祭祀を大切にしてきた家系です。しかし長男で​あった父が39歳(本人が4歳)で事故死されるという悲しみがあり、その後に祖父が93歳で永眠されます。このとき本人がまだ​学生であったことから、叔母二人と次男の叔父が財産を相続することとなり、母と叔母・叔父との間に確執がうまれます。その​後親族との交流は途絶えている状態でした。


 そのため、大学校における家系調査で、林家の親族と会うことを母は拒みます。その膠着した状態の中で、本人は家系図を作​成し、祖父母の想い、そして父の想いをどうとらえたかを説明し、叔父に連絡を取ることの了承を頂きます。そして一通の手紙​をしたためます。そこから止まった時間が動き出していきます。

 

 亡き父に代わってやらせていただく(代理観)という謙虚な気持ちで行動したたことで、母の悲しみ・苦しみに丁寧に寄り添​いながら、20年に渡る親族間の断絶から悲喜転換に向けた一歩が踏み出されました。


  林エリアマネージャーには、この体験をもとに自己の使命をどのようにとらえ、これからの家庭、職場での人生を歩んでいく​のかを発表していただきます。


創造者表彰

 第51回創造者表彰

記念講演

「第50回 創造経営研究大会開催にあたり」

 公益財団法人磐城済世会 会頭 松村 耕三

事例研究発表

「新たな価値を創造する日本的共同体(参加型)経営~トップダウンを超えて~」

MMPCコンサルティンググループ 会長 松井 正勝

会長夫人 松井 多美子

理事長 松井 孝知

副理事長 松井 寛昌

理事 山田 重和

発表

「悲喜転換の取り組みを通じた組織統率力の開発」

株式会社サエラ エリアマネージャー 林 大佑

総括

 創造経営研究大会 総括

株式会社創造経営センター 代表取締役社長

一般社団法人日本創造経営協会 理事 森田 雅美

お問い合わせ

一般社団法人日本創造経営協会 創造経営研究大会 事務局(担当:押田)

〒113-0033 東京都文京区本郷2-10-9冨士ビル 電話03-3816-1451 Fax03-3814-1933